マルティヌー弦楽四重奏団
弦楽四重奏団
Martinů Quartet, string quartet
ルボミール・ハヴラーク(ヴァイオリン)Lubomír Havlák – violin
アデーラ・シュタイノホロヴァー(ヴァイオリン)Adéla Štajnochrová – violin
マーティン・ステュープカ(ヴィオラ)Martin Stupka – viola
イトカ・ヴラシャーンコヴァー(チェロ)Jitka Vlašánková – cello
1976年、メンバーがプラハ音楽院時代にハヴラーク四重奏団としてスタート。スメタナ、ヴラフ、アマデウス、ジュリード、グァルネリ、アルバン・ベルクなどの名門カルテットのメンバーらに師事。チェコの優れた弦楽四重奏の伝統を継承し、ミュンヘン、エヴィアン、ユーディ・メニューイン、プラハの春など多くの国際コンクールで受賞多数。1985年、ボフスラフ・マルティヌーの名を冠し、マルティヌー弦楽四重奏団となった。
レパートリーは幅広く、演奏される機会の少ない作品の発掘や、現代作品の初演にも意欲的に取り組む。2004年カンヌMIDEM 20世紀室内楽最優秀CD賞獲得。チェコ・ラジオ、ラジオ・フランス、BBC、ARD、ORFほか、多くの内外レーベルでレコーディングを行っている。アメリカに拠点を置く作曲家トーマス・スヴォボダ作品の演奏と録音や、セルゲイ・タネーエフの五重奏曲の2枚組CDは絶賛を浴び、ラジオ・フランスやBBCにも取り上げられた。2017年8月リペトル・エベンの室内楽作品CDをリリースほか、エリオット・カーターのオーボエ四重奏曲、エリオット・マッキンリー作品の3枚のCDなど、いずれも高い評価を得ている。アメリカ、スイス、ベルギー、イギリス、オランダ、イスラエル、フランス、スペイン、日本、韓国などでツアー。プラハの春、モラヴィア音楽祭など多くの音楽祭に招かれている。
チェコ室内楽協会賞受賞、ボフスラフ・マルティヌー財団より特別賞授与。室内楽ワークショップ「PLAYWIP」は、日本、アメリカ、カナダ、台湾など世界各地で人気を博している。
Photo ©Petra Hajska